ジョイネス沖縄

ただ今沖縄県平和祈念資料館にて

第16回特別企画展
「戦後70年伝え残す記憶　ウチナーンチュが見た戦前・戦時下の台湾・フィリピン」が開催中です。

今から70年前、戦艦に海を覆い尽くされ、激しい艦砲と壮絶な地上戦のなか、
沖縄は悲惨な運命をたどりました。
同じころ故郷を離れ、海の向こうで暮らすウチナーンチュにも悲劇がありました。

特別企画展では沖縄戦から視点を広げ、
多くのウチナーンチュが移り住み、戦争に巻き込まれていった「台湾」と「フィリピン」の
戦前・戦時下の様子について紹介しています。
　
その時代を生きた彼らの過酷な体験を知ってもらうことにより、
今を生きる私たちの生活と平和の尊さを実感し、
今後も平和で豊かな文化を創造していくことに繋がるような構成となっております

※大城光代先生のお父様安里積千代氏の貴重な
弁護士時代の法廷着なども展示。
光代先生も幼少は台湾の台南で過ごしたのだそう。


安里積千代氏とは
１９０３～１９８６（明治３６．８．２２～昭和６１．９．３０）　
弁護士・政治家。座間味村出身。日大法文学部卒。１９５０年八重山群島政府知事。
立法院議員６期。５５年社大党委員長就任。復帰運動に尽力。
７０年衆議院議員初当選。２期務める。
安里家は台南での生活を送りその後ウチナーンチュの沖縄への引き揚げに
積千代氏が尽力した。

○開催期間：　１０月９日（金）～１２月１０日（木）　
○時間：　午前９時－午後５時
○場所：　平和祈念資料館　１階　企画展示室　　　　＊入場無料＊